小規模事業者持続化補助金の利用について
「通常枠」から狙う小規模事業者持続化補助金
小さな会社やお店が存続できるように現状を見直す経営計画を作成して、実施することに対して補助金が受けられます。
経営計画には販路開拓や生産性向上の取り組みが含まれており、この販路拡大や生産性向上に関する経費が補助金の対象になります。 p>
制度概要 | 小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度。 |
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利用者 | 小規模事業者 ・商業・サービス業 従業員5人以下 ・サービス業のうち宿泊業及び娯楽業 従業員30人以下 ・製造業等 従業員20人以下 |
事務局 | 商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金事務局 都道府県商工会連合会 地方事務局 |
経営計画 |
補助金申請しようとする事業者はなにがしかの販路開拓や生産性向上が必要と考えています。 業務効率化や生産性向上はコストを抑制するための活動です。一部の作業を機械に置き換える、時間のかかっていた作業をより高性能な機械で効率化するなどが考えられます。 一方で事業者がやりたいと考えていることの妥当性を客観的に考えるのが「顧客ニーズと市場の動向」と「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」です。 |
補助事業計画 |
経営計画の「経営方針・目標と今後のプラン」を実現するために様々な実行計画に取り組みますが、その一部が「補助事業計画」です。 「事業名」は「〇〇して◇◇を達成する」のような取組内容と効果を端的に表す表現です。「星一号作戦」のような暗号もどきの表現は×です。 「取組内容」は具体的かつ簡潔に記述します。読み手(審査者)は中小企業経営の知識があり、関連のデータベースも使っているので、注釈のような説明は不要です。(必要なら問い合わせが来ます) 「補助事業の効果」は申請内容で最もアピールすべき箇所です。効果の薄い事業は採択されませんし、効果に疑義のある記述は何度も書き直しを指示されます。 |
補助対象経費 |
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補助率・上限額 | 「通常枠」では補助率2/3、補助上限額は50万円 免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する場合、補助上限額が50万円上乗せ(インボイス特例) |
申請締切 | 第16回受付分 2024年5月27日 現時点で第17回の受付開始日は未定です |
補足 | 補助事業の完了後に「事業効果および賃金引上げ等状況報告」を提出しなければなりません |
参考情報 | このページは、ブログ「仕事と縁起と清福と」の記事を再編集したものです。 |